- つばき
- I
つばき【唾】〔動詞「つばく(唾)」の連用形から。 古くは「つはき」〕口の中の唾液(ダエキ)腺から分泌される粘りのある消化液。 つば。 唾液。IIつばき【椿】姓氏の一。IIIつばき【椿・山茶】(1)ツバキ科の常緑低木ないし高木。 暖地の山林から本州北部の海岸に自生し, 早春, 葉腋に五弁花をつける。 ヤブツバキとも。(2)ツバキ{(1)}・ユキツバキおよびその園芸品種。 中国産の近縁種などを含めることもある。 葉が大形で光沢があること, 早春に花が咲くことでサザンカと区別される。 普通, 花弁は離生しない。 種子から椿油を採る。 ﹝季﹞春。 《赤い~白い~と落ちにけり/河東碧梧桐》〔「椿の実」は ﹝季﹞秋〕
Japanese explanatory dictionaries. 2013.